要員と研修

登録前研修

緊急救援の要員として登録するためには、以下のステップを踏む。なお、研修受講の要件として社会人経験3年以上、一定以上の英語能力があることが必要である。

1.国際赤十字赤新月社連盟のオンライントレーニングである、「国際救援・開発協力要員研修I」WORC (The World of Red Cross and Red Crescent)と安全管理のオンライントレーニングである「安全管理研修I」Stay Safe – Personal Securityの2つを修了すること。使用言語:英語  いずれもここから登録

2.保健医療ERU研修(5日間)および病院ERU研修(2日間)を修了すること(使用言語:英語)

3. 日赤主催の安全管理研修II(3日間)を修了すること(使用言語:日本語)

上記のオンライン研修プラス2つの実地研修を修了すると日赤本社のロースターに登録される。登録のステップと研修の詳細についてはこちら
 登録から派遣までの間に、以下のオンライン研修を修了する。

・Code of Conduct
・Corruption Prevention
・How can we keep our information safe?
・Introduction to Protection from Sexual Exploitation and Abuse(PSEA)
・Child Protection at the IFRC
・Principles and Rules for Red Cross and Red Crescent Humanitarian Assistance

約300名が登録されている。実派遣の際には、このロースターに加えて姉妹社の登録要員にも募集をかける。
※緊急救援以外の長期支援活動(復興支援、開発協力、紛争関連など)への参加については、別途6日間の「国際救援・開発協力要員研修Ⅱ(IMPACT)」(使用言語英語)を修了して登録される。

その他の研修

国内研修:災害外傷研修、熱帯医学研修、ヘルステクニカルトレーニング、コミュニティ・ヘルス研修、PSS研修、ERU管理要員専門研修、ヘルスロジスティクス研修、PCM研修、HELP(Health Emergencies in Large Population)など。

海外研修:戦傷外科セミナー、CBHFA研修、チームリーダー研修、PSS研修、CAP (Coordination, Assessment and Planning) in RCRC Operations研修、各種ロジスティクス研修など。

種々研修や勉強会の案内についてはこちら