維持管理

 滅菌期限や有効期限のあるEmergency Hospitalの医療消耗品については、IEHK (Interagency Emergency Health Kit)や、IEHKの外科バージョンであるTESK (Trauma and Emergency Surgery Kit)を海外業者と必要分契約しており、発災後速やかに現地に搬入される。これらのキットにないものや、初動ですぐに必要なものはEmergency Hospitalの資機材に組み込まれて大阪赤十字病院ロジスティクスセンターにてRFID(ICチップで読み書きする)で管理している。
 これらは有効期限が近くなると大阪赤十字病院の資材とローテーションを行って廃棄の無駄を最小限にする。また検査試薬などの極端に期限の短いものは在庫を持たず、出動時に大阪赤十字病院内のものを持ち出すことになっている。